コムシコムサ フランス料理
久しぶりのグルメブログです。先日からフランス料理がなぜか続いているのですが、まず今日は移転新装開店となった、コムシコムサから紹介させていただきます。以前は東山二条を西に入ったマンションの一階にあったお店が、岡崎の動物園の北側の一軒家に移転されました。古い町屋の全面改装です。設計されたのは、うちのnordiquの内装も手がけてくださった、藤井香織さんです。
藤井さんのデザインらしい、大理石の床に木をたっぷり使った壁。連続してくり抜かれた窓からはキッチンがさりげなく見える、半オープンキッチン。中の料理人が動く姿がよく見える気持ちいいデザインです。
メインのダイニングルームには、4人がけの丸テーブルが3卓だけあるゆったりとした空間。そしてすべてのテーブルが中庭に向かってしつらえてあります。大きなガラス窓からみえる中庭は夜にはライトアップされて、なかなかいい雰囲気です。
そしてお料理。¥8,500.のひとコースのみです。
まず、一つ目のお皿。
冷たいカリフラワーのスープに浮かんでいるのは、牛肉のカルパッチョ。温泉卵添えです。シソの花が散らしてあります。そっとかき回せていただきます。とても繊細でさわやかな夏のお皿です。
フォアグラのポアレ。サフランのリゾット添え。フォアグラは必ずコースの中で出るそうです。
ハモの焼き霜とバイ貝。うすいエンドウのソルベ添え。とっても京都らしい一皿でした。赤いソーズはさすがに梅ではありません!!トマトのソースでした。ほんのり暖かいお皿です。ガラスの器とすごくきれいにあっていました。
そしてメインは岩手産、短角牛のステーキ。マルサラ酒のソース。うえにのってるつぶつぶはマスタードの実だそうです。あっさりとした脂身少なめの赤身肉。
さらに、チーズ。
何種類かワゴンで運び込まれ、好きな種類を取り分けてくれます。
さらには、デザート、コーヒーが付きます。すみません!!これは電池切れで撮影できませんでした。
今はやりの装飾過多の、あわあわをかけたフレンチじゃなく、どちらかといえば正統派よりのしっかり食べごたえのあるお料理でした。それでいて、胃にもたれることなく、ヴォリュームもちょうどいい加減の大納得の夜でした。 ts
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