2015.3/14.

OBASE

河原町三条という、京都の繁華街のまっただ中に、イタリアンの新店、開店しました。名前はOBASE。シェフの名字小長谷さんのそのままの名前です。彼は元々、京都のイタリアンの老舗、イル・ギィヨットーネにいたシェフですが、三月上旬に晴れて自分のお店を持つ事ができました。

まずお店の外観。いわゆる京都の町家を改装したレストラン。

夜の光がすごくきれいです。開店お祝いのお花がいっぱい届いています。玄関の小屋根には京都の町屋には必ずある、鍾馗(しょうき)さんがお家をちゃんと守ってます。

ちっちゃなネームプレート。

玄関入ってもお祝いのお花が溢れています。

真ん中の大きなお花はお店をデザインされた、藤井香織さんからでした。

お店は大きな白木のカウンターがある、まるで割烹?!のような清潔感溢れる設えです。町屋の梁もむき出しで白い塗り壁と相まって、ちょっとヨーロッパの田舎にあるようなレストランのようにも見えます。

さていよいよ、お料理です。まずは前菜一品目。

うすい豆のペーストにスナップエンドウとサヤインゲンその上には温泉卵、さらに自家製モッツァレラチーズがとろりとかかっています。シソの花がさらに彩りを添えています。春らしい前菜でスタートです。

二皿目の前菜はイイダコとこごみの和え物。柑橘系の果実(名前忘れました)がアクセントです。ちょっと和風なこれまた春の一皿。

さらに前菜が続きます。北海道の焼白アスパラガス。アスパラガスのジュレ添え。

 

そしてパスタ。タラの白子が使ってある、やっぱりちょっと和風のもの。九条ネギと柚子が面白い取り合わせ。白子のねっとり感がパスタにうまくからんできます。お皿は今、若手でとても注目されている村田森さんのもの。明代の写しです。とっても、このパスタとうまく合ってるとおもいました。

そして、いよいよメイン料理です。フランスのシャラン産の窒息鴨。ビュルゴー家という名門で育てられた特級の肉の長時間、低温グリルです。金柑と空豆と紫キャベツが春を飾ります。

そして、なんと〆がでます!!今日はリゾットでした。

イノシシのラグーのリゾット。上には七味がのっています。〆にライスっていうのがなんとも日本的ですね。面白いアイデア、新しいイタリアンのコンセプトかな??

そして、写真はありませんが、これに、デザートが付いて、¥8,000. 大満足の食事でした。今、一番新しい京都のイタリアン。是非、行ってみて下さい。  ts

 

OBASE

京都市中京区河原町三条上ル恵比須町534-39     075-211-6918 

下記のウェブページを参考になさってください。

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