OBASE
河原町三条という、京都の繁華街のまっただ中に、イタリアンの新店、開店しました。名前はOBASE。シェフの名字小長谷さんのそのままの名前です。彼は元々、京都のイタリアンの老舗、イル・ギィヨットーネにいたシェフですが、三月上旬に晴れて自分のお店を持つ事ができました。
まずお店の外観。いわゆる京都の町家を改装したレストラン。
夜の光がすごくきれいです。開店お祝いのお花がいっぱい届いています。玄関の小屋根には京都の町屋には必ずある、鍾馗(しょうき)さんがお家をちゃんと守ってます。
ちっちゃなネームプレート。
玄関入ってもお祝いのお花が溢れています。
真ん中の大きなお花はお店をデザインされた、藤井香織さんからでした。
お店は大きな白木のカウンターがある、まるで割烹?!のような清潔感溢れる設えです。町屋の梁もむき出しで白い塗り壁と相まって、ちょっとヨーロッパの田舎にあるようなレストランのようにも見えます。
さていよいよ、お料理です。まずは前菜一品目。
うすい豆のペーストにスナップエンドウとサヤインゲンその上には温泉卵、さらに自家製モッツァレラチーズがとろりとかかっています。シソの花がさらに彩りを添えています。春らしい前菜でスタートです。
二皿目の前菜はイイダコとこごみの和え物。柑橘系の果実(名前忘れました)がアクセントです。ちょっと和風なこれまた春の一皿。
さらに前菜が続きます。北海道の焼白アスパラガス。アスパラガスのジュレ添え。
そしてパスタ。タラの白子が使ってある、やっぱりちょっと和風のもの。九条ネギと柚子が面白い取り合わせ。白子のねっとり感がパスタにうまくからんできます。お皿は今、若手でとても注目されている村田森さんのもの。明代の写しです。とっても、このパスタとうまく合ってるとおもいました。
そして、いよいよメイン料理です。フランスのシャラン産の窒息鴨。ビュルゴー家という名門で育てられた特級の肉の長時間、低温グリルです。金柑と空豆と紫キャベツが春を飾ります。
そして、なんと〆がでます!!今日はリゾットでした。
イノシシのラグーのリゾット。上には七味がのっています。〆にライスっていうのがなんとも日本的ですね。面白いアイデア、新しいイタリアンのコンセプトかな??
そして、写真はありませんが、これに、デザートが付いて、¥8,000. 大満足の食事でした。今、一番新しい京都のイタリアン。是非、行ってみて下さい。 ts
OBASE
京都市中京区河原町三条上ル恵比須町534-39 075-211-6918
下記のウェブページを参考になさってください。