今年も残すところあと二週間と少しになりました。

年越しの準備にご多忙の毎日かと存じますが、皆様お変りございませんでしょうか。

 

さて今年の終わりを彩る今回のお花のご紹介です。

帯のような形状の枝が予測不能に面白くうねっています。

「石化柳」という名前の変わった柳です。花瓶から四方八方に飛び出すようなダイナミックな姿はインパクト大です。

 

 

 

赤い実をつけているのはクリスマスホーリー。

ちょうどクリスマスの時期に真っ赤な実を実らせる、西洋のヒイラギです。魔除けの効果があるとされ、ヒイラギの刺はキリストの受難を、赤い実はキリストの血を表し、西洋ではこのヒイラギのリースを飾ってクリスマスを心待ちにするそうです。

 

年越しの前にクリスマスですね。

皆様よいクリスマスをお迎えください！

 

フラワーデザイナー：岸勝人さん　website : 岸勝人花事務所

花器：ルネ・ラリック「オラン」1927年

花材: ホーリー、石化柳