2016.1/16.

京天神 野口

京都の割烹でも予約を取るのが至難の業と言われるお店のひとつ、京天神 野口さんに行って参りました。オーナーシェフである、野口大介さんは、名店、和久傳 のご出身です。5年前に独立されて、ご自身のお店を持たれました。

 

 

「京天神 野口」
京都府京都市上京区天神道上ノ下立売上ル北町573-11
075-276-1630
※来店される際は必ず電話で予約をお願い致します。
(本当に人気のお店ですので一か月程先の予約が望ましいかと思います。)

場所は大将軍(西大路今出川の手前あたり)です。

一枚板のカウンターからは手入れされたお庭が見えます。
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まずは日本酒、
秋田の 雄町「ゆきの美人」で乾杯です。
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オールドバカラのリキュールグラスをお猪口にし、ラグジュアリーに頂く日本酒は至高です。
普段はあまりお酒を飲むことはありませんが(非常に弱いので)非常に飲みやすく、すいすいと飲んでしましました。
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そしてお待ちかねの。。。。。
カニです(V)o¥o(V)非常に新鮮なカニで、動き回っておりました。
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オーナーシェフの野口さん カニさばきの妙技
頑強な甲羅をもつカニさんも一撃です。
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このとおり!
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ほい!

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もうひとつ!
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オールドバカラのお猪口をすいすいと傾けている間にカニさばき完了です。
カウンターの前でさばいてくださいましたので妙技を楽しませて頂きました。

次はお待ちかねの。。。「先付け」です。
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カラスミ、アワビ、海老芋が入っている豪華絢爛な先付です。
極限まで柔らかく炊かれたアワビ、海老芋のまろやかさ、カラスミのクセが一体となって口の中で広がります。
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お次は。。。
「もろこの塩焼き」 クワイのチップスが添えられています。頭からバリバリ頂きました。
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フグと白子の和え物。濃厚な白子とあっさりしたフグが絶妙です。
タレは少し酸味のきいたポン酢仕立てのものです。
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このお料理でお使い頂いているお皿は ルネ・ラリックの「シノン」というシリーズのお皿です。
渦巻きがモチーフにされており、可愛らしいデザインです。光栄にも弊社でお買い上げ頂いたお品物です☺
このタイプには珍しく、パチネで彩色されております。ラリックのお皿でフグを頂く、これまた至高です。
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満を持して。。。。
きました!!!!
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なんといっても焼きガニ!!!
肉厚の身と香ばしい香りが食指を進めます。
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そしていよいよ。。。
待ちに待った蟹味噌の甲羅焼きです!!!!!!!!!
濃厚にして芳醇。お箸が止まりません。
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蟹味噌と焼きガニのお酒がこれまた合うのです。
幸せってこういうことなのでしょう。
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ここで一旦、おひたしでお口の中をさっぱりさせて頂きます。
シンプルなお料理ながらも素材を生かしたお味付けが素敵です。
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お口の中がさっぱりしたところで
椀物が登場です。お魚は「グジ」を使っていらっしゃいます。
私は和食における椀物が大好物でございます☺
グジの旨味と絶妙のお出汁、珠玉の一品です。
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そして〆に、ご飯ものを頂きます。
これまで大変たくさんのお料理を頂戴したのですが、ご飯ものは別腹ですね☺
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クローズアップします。
なんと!!!!!
フカヒレ、ウニが入った炊き込みご飯です。食べる前から小躍りしてしまいそうなご飯です。
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そしてさらにさらに。。
この豪華炊き込みご飯にイクラを追加して頂きます。
狂喜乱舞!頬が3回ほど落ちました。口中に広がる海の幸の芳醇な旨味。
その旨味を嚥下し、臓腑に入れることの幸せ。
フカヒレ、ウニ、イクラこんな夢のコラボレーションがあるのでしょうか。
フランスのガラス工芸で言うとガレ、ドーム、ラリックのコラボレーション作品級でしょう。
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そして最後に甘味をぺろりと頂き、
大満足のうちに食事を終えました。大変おいしゅうございました。
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日本の伝統料理ととルネ・ラリック、オールドバカラの夢の共演。
魯山人先生は「器は料理の着物」という言葉を残していらっしゃいます。
料理と器が一体となってはじめて真の美食となるとの解釈です。
京天神 野口様はその解釈を地でいってらっしゃると、僭越ながら、私は思うわけであります。

「京天神 野口」
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