2014.10/20.月
バッカスの巫女
日増しに寒さが強くなっていく今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて今回の花ブログですが、心機一転して花瓶を変えて生けて頂きました。
ラリックの代表作として非常によく知られる「バッカスの巫女」。
以前の「ダリア」の花瓶と比べると少し小さい印象を受けますが、それでも花瓶作品のなかでは大きく非常に重量感のある作品です。
お花は色鮮やかなケイトウとブラックリーフ。
ワインの神バッカスの巫女たちが戯れる様子がぐるりと全面にデザインされています。
ラリックならではのとてもボリューム感あふれる人体表現です。
乳白色のオパルセントガラスが女性像をより神秘的に見せます。
さてお次は、ノイバラとコンシンネ。
先ほどとは打って変わって迫力があります。冬の空気を感じさせますね。
冬の季節になるとよく見るノイバラの実。
この赤い実を見ると、今年も冬が来たなあ、、と思ってしまいますね。