2012.12/8.

12月の恒例

12月に入ると、毎年必ずそろえる物があります。それは、干支の置物。来年の干支、蛇の置物を今年も買いました。でも、ただの蛇じゃないんです。

伏見人形って聞いた事がありますか?江戸時代後期に最盛期を迎えた最も古い郷土玩具といわれる土人形です。当時は60件程の窯元が伏見街道に軒を連ねていたそうですが、今では、寛延年間(1750年頃)創業の丹嘉さんのみが残っています。まずは、店先の様子です。

二階の軒が低いいわゆる京都の商家がそのまま店舗になっています。赤い丹嘉ののれんがかっこいいですね。

ウインドウのお人形です。

古いものではないのですが、昔からの型を使い、江戸時代と変わらぬ物を作り続けています。

この丹嘉さん。毎年年の瀬には翌年の干支の置物を販売されます。販売開始されるのは、12月1日からなんですが、予約は9月頃から受け付けていらっしゃって、一番小さな物はあっという間に売り切れてしまいます。実は予約の電話をするのを今年は忘れていて、あわや手に入れ損ねるところだったのですが、なんとか頼み込んで三つだけ手に入れる事ができました。これがその蛇です。

金の宝珠を抱いている白蛇。高さも直径も6cm位の小さなものですが、ピンク色のラインがなかなか生々しく、かわいさの中にも迫力もあります。お正月には店のウインドウに飾るつもりです。来年もいい事がありますように、巳さんに願掛けなくっちゃ!! ts

 

 

 

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