2011.12/21.

博多グルメツアー by ts

先日、仕事で博多に出張したのですが、ある晩、友人とちょっと面白いグルメツアーを決行しました。

博多の歓楽街として中州は全国的にも有名だと思いますが、その隣ともいえるところに、もうちょっと庶民的とも言える,春吉というもう一つの歓楽街があります。このエリアにはいわゆる居酒屋タイプの気軽に入れてそれでいてすごくおいしい店がたくさんあります。友人が選んだのは、きはる という店です。ここは、五島サバと九州の幸とうのがウリの居酒屋です。すごく、人気の店でなかなか予約が取りにくいのですが、この日は当日予約にもかかわらず、席が取れました。

そして、まず注文したのが、九州名物 ごまサバ。

これは鯖(サバ)の刺身をごまだれであえたものでのり、茗荷、キュウリの細切りと一緒にいただきます。

鯖の刺身って、ちょっと驚きでしょ?僕たち関西では絶対鯖の刺身なんて食べられませんが、九州では普通のことだそうですよ。ちょっと怖々いただきましたが、油がすごく乗っていてすごくおいしかったです。鯖はかなり新鮮じゃなくっちゃ刺身では食べられない魚で、すぐに身が痛むのでよく酢でしめたりすることが多いですよね。でも、九州では近く、この店では、お店のタイトルどおり、五島列島で捕れた鯖だろうし、その他関サバっていうのも有名でしょ。消費がかなりあるのでいつも新鮮な鯖が食べられるようです。なんだかうらやましい話ですね。

その他にも、揚げたての自家製さつまあげ、明太子いり卵焼き、隠岐のあなごの白焼きなんかをいただきました。

さてさて、ここではちょっと軽めにすませて、次にむかったのが、同じ春吉のちょっと裏道にある、みすみ というお店。なかなかディープな構えです。

実はここは前回の博多訪問の折にも行こうと思ったのですが,残念ながら休業日だったのです。今日は開いてます。のれんもなにも揚がってないのですが、看板にホルモンとあります。ちょっと怪しげな雰囲気にこころ踊ります。

これが店内。

そしてメニュー

これだけです。食べ物はホルモン!!のみ。そしてこれがここのホルモンです。

カウンターの前の大きな四角い鍋のなかでことこと煮てあるのは串刺しのホルモンです。一串にはいろんな部位のホルモンがさしてあります。

特製の味噌やだしで長い時間を掛け煮込まれたホルモンはとろとろの絶品でした。カウンターのドンと置いてあるネギを山盛り自分でもっていただきます。最初の皿だけはお店の方が3本お皿でサービスしてくれますが、あとの追加はセルフで鍋から取っていただくという方法です。すごく合理的でしょ。本当にディープなお店でした。

でも、僕たちのグルメツアーはこれだけでは終わりません。やはり仕上げがなくっちゃ。はやり博多といえば屋台のラーメンですよね。この日は寒かったので、春吉の近く、天神にある大丸前の屋台に向かいました。

本当は友人の行きつけの右側にある、しんきろう に行きたかったのですが、あいにくの満席。偶然にも隣のぴょんきちからお客が出て来たので入ってみました。

そして注文のラーメンです。

もちろん、細麺で豚骨スープ。僕は固めのゆで方でオーダーしました。隣にすわっていた常連らしいお客が、ここのラーメンは他の屋台に比べてスープが熱めですごくおいしいよって、教えてくれました。はやり、みんなお気に入りの屋台にはそれぞれのこだわりがあるようです。出て来たラーメンのスープは本当に熱々。すごくおいしかったです。しこしこの細麺最高でした。

3軒のはしごでお腹いっぱいになった後は、新しくなった博多駅のクリスマスイルミネーションを見にいきました。

もうすぐ、クリスマスですね。博多の夜も冷えていました。  ts

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