上海クラッシックカー展覧会 by ts
久しぶりにブログを書きます!!
1o月の終わりに、上海のある方からお声掛けをいただき、3年ぶりに上海のフェアに参加してきました。
今回のフェアは通常の美術品やジュエリーのものとは異なり、中国で初めて行われる、クラッシックカーのコレクターの為のコンベンションというイベントの中で、美術品の展示、販売をする場所を設けるというものでした。6業者だけでの小さなフェアでした。ルネ・ラリックは1920-30年代に、ラジエーターグリルのキャップの上に飾るガラスのカーマスコットをたくさん製作していたので、それをクラッシックカーのコレクターに紹介して欲しいとの依頼があったのです。
開催場所は英国租界いわゆる、外難(ワイタン)の中心地にある元英国領事館です。ちょうど泊まっているホテルの窓からその場所がみえました。
川の向こう側の木がたくさんある公園のような場所に低層の大きな建物が二つ見えますよね。そこが全て旧英国領事館です。広大な場所で、当時の英国領事館の大きな力を垣間みることができます。この場所が3ヶ月前に全面改装になり、色々なイベントが行われる会場に生まれ変わったのです。
まずは、そのクラッシックカーの展示の様子です。広大な敷地に何台ものクラッシックカーとスポンサーのテントが並びます。
遠くに上海名所、テレビ塔が見えますか??
デッキでは朝食パーティーが開催されています。芝生の向こう側にはスポンサーのひとつ、シャンパンメーカのTaittinger社のテントも見えます。ここでシャンパン無料サービスも行われています。朝からシャンパンの人もたくさんいました。
やはり、上海。豪華なチャイナドレスの奥様たちもたくさんお見えでした。
イベント二日目には実際にクラッシックカーで街の中のパレードもありました。
日本では時々見かけるイベントですが、中国では今回が初めて。クラッシックカーが動く事に中国の人々は驚いていました。実際に上海の街が発展をした、1910−1930年代に作られた車がほとんどですから、いたるところにその時代の建物が残る上海の街にクラッシックカーが走るのを見ると、まるでタイムトリップをしたようです。
次回は私達のフェアの様子をご紹介致します. ts