2012.4/1.

京都桜情報 1 祇園新橋 by ts

今日からいよいよ四月ですね。今年の京都の春は、厳しかった冬のせいか、随分と遅い気がします。昨日等はまだまだ冬のように寒く、強風さえ吹き荒れていました。でも、一転今日はとても暖かく、時折青空さえみえます。店の近くの桜の名所、新橋に桜の様子を見にいってきました。

ソメイヨシノはあと一息で開花しそうなくらいに蕾が膨らんでいました。

 

でもよく探してみると、一輪、二輪と咲いている木もありました。

なんだかとってもうれしくなってきますね。やはり桜にはひとの心をうきうきさせる魔力があるようにおもいます。ソメイヨシノは満開まであと一週間は充分に掛かりそうな気配です。

ところが、紅しだれはみごとに咲いていました。吉井勇の歌碑のところできれいな写真が撮れました。

もう2−3日で満開を迎えそうです。

クローズアップを一枚!! とてもかわいいですね。

もう一本、きれいに咲いている紅しだれもありました。このしだれ桜は実は数年前の台風の時に無惨にも幹が大きく折れてしまったのですが、ご覧のように、今もたくましく咲き続けています。木の姿は決してきれいではないですが、植物の力強さを感じます。

桜ばかりではなく、僕の大好きな椿もいろんな種類が咲いています。ただ、桜の華やかさに比べると、やっぱり椿はどこか地味な感じがしてしまいますが。。。。。

今日から祇園歌舞練場では毎年恒例の都をどりが始まります。この都をどりは明治5年から続く京の風物詩です。一ヶ月間も続く、とても華やかな舞台です。日本舞踊というと退屈で眠くなってしまうのではと思われる方も多いのですが、この都をどりは幕間なしの1時間だけで、群舞が多くてとても華やかなものです。百聞は一見にしかず。未体験の方は是非見てみてください。祇園の街角には都をどりのポスターで溢れています。

京舞、井上流の家元の塀。

 

仕出し屋、菱岩の店先。

某、有名骨董店の私邸の壁。

京都の春本番いよいよです。是非、遊びに来て下さい。お待ちしております。  ts

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