2011.11/8.

London すしと弁当事情 by ts

ロンドンでちょっと驚きの店をみつけました。その名もwasabi。
take outのできる、握りすしとお弁当の店です。僕がみつけたのはknights bridgeの
目抜き通りにある店です。今では、ロンドン中に支店がある人気店だそうです。

棚には一貫づつラップされた握りすしがあり、好きな数だけ購入できます。といっても日本のように
いろんな魚があるわけではなく、メインはシャケを使った物のヴァリエーションです。その他には
エビやいか、たこものが少し。欧米ではスモークサーモンという半生の魚を食べる習慣がもともとあったため
サーモンが一番抵抗無く生食できるようですね。日本人の僕達からしたら、なんでシャケばっかりなんだろう
つまらないと思うのですが、おそらく欧米人にとってはすしという健康的な食べ物を気軽に食べられるという幻想
を持っているんでしょうね。値段は一貫だいたいがGBP1.5. (約¥200.)

すしの下にならんでいるのは、カップ型のシェイクサラダ。ドレッシングをカップの中に
入れて蓋をしてシェイクして食べるサラダです。わさびやゆずを使ったドレッシングがちょっと日本風です。

さらに、横の棚にはお弁当があります。今まで、すしのバラ売りというのは見たことがありませんでしたが、いくつかが
詰め合わせになっているtake outものはサンドウィッチ屋などにもありましたが、いわゆるこのような本格的弁当を売っている店は初めて見ました。

 

もちろんお寿司中心の詰め合わせもありますが、チキン唐揚げとおにぎり、チキンカツとおにぎり
のセットというものまであります。値段は
すし中心のRainbow set GBP6.95 (¥910.)
チキンカツ弁当    GBP4.95 (¥650.)
チキンから揚げ弁当  GBP4.95 (¥650.)
すしとカツのコンビ弁当GBP7.95 (¥1,100)

ロンドンの食べ物の値段を考えるとけっして高くないと思います。サンドウィッチですら¥500くらい
するところですから。

 

店、奥中央のカウンターでは、みそ汁やうどんなどスープ物も売ってます。

 

take outだけでなく、店内でも食べることができます。名前にふさわしく、グリーン色の椅子です。

本当におしゃれな日本食ファーストフードと言う感じです。日本食もどんどん進化していきますね。
でも、うまくアレンジされていて、全く嫌な感じはしなく、むしろ好感を持って受け入れました。

まあ、味はそこそこですけどね。 ts

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