2011.6/17.

うえと Salon & Bar  by t.s.

一ヶ月位まえにオープンしたばかりのbar & salon うえと に行ってきました。

オーナーの上田さんは中京区のbar 柳野で長年バーテンとして働いていたのですが,  ついに念願かなって独立しました。

ちょっとおもしろい営業時間で、昼間、2時から開いて います。

ですから、岡崎あたりに日曜日に散歩の帰りに寄ったり、観光のついでに覗いたりできます。

珈琲もあるし、フレッシュジュースだけを使ったノンアルコールのカクテルなんてものもあるので、遅い午後の休憩にはぴったりです。

こばらがすいたらホットドックやサンドウィッチのような軽食もありますよ。

ぼくは、白川のほたるを探しに行った帰り,夜の10時くらいにちょっと寄りました。
今、東山の白川ではたくさんのほたるが飛んでいます。目を凝らすと柳の枝に3匹、4匹とほのかな光り方がとてもかわいいです。なんだか、遠い昔を思い出してしまいます。

僕が小さかった頃は、鴨川の四条大橋の上でほたるが何匹か入ったちいさな虫かごを売っていました。父親にせがんで買って帰り、暗い部屋に放つのが大好きでした。

幼かった頃を思い出して、少しだけセンチメンタルな気分になりました。

京都の川の水も、きれいなんだって今更ながら再認識しました。

さて、うえとですが、お店のなかのしつらえは和食の割烹かと見間違えるほど和風です。

壁は土壁で、掛け花生けがあり、一枚板の無塗装のカウンターがあるだけのいたってシンプルな作り、バーなのにボトルもグラスも何にも見えません。ミニマリズムの極みです。ところが、カウンターの中の引き戸のなかには、ボトルやグラスがたくさん入っています。また、そのグラスのセレクトがすごい!! ラリックやバカラ、ドームなどの古いグラスがぎっしり、それを惜しみなく使ってドリンクを作ってくれます。

うちの店でもオープン前にたくさんのグラスを購入していただきました。アンティークガラスで飲める幸福感最高です。是非行ってみてください。

僕は、新生姜のフローズンダイキリ!!ほんのりピンク色の生姜のパンチがきいた驚きのカクテルをいただきました。グラスはオールドサンルイです。

友人はセロリとグレープフルーツのジュースのウォッカ割(ブルドック)

これはあまりにおいしくて撮影前についつい飲んでしまったので、飲みかけの写真で失礼します。

グラスはバカラのローハンシリーズのタンブラー。

セロリがはいると何故だか、黒胡椒がはいっているようなスパイシーな味がしました。

どちらも上田さんのオリジナルレシピだそうです。さらには奥に小さな部屋があります。

5-6人くらいのグループなかここもいいかもしれませんね。小さな庭が見えてこれまた和みます。

オーナー上田さんの写真も載せておきます。なかなかの男前でしょ。

多分、京都にしか存在しえないバーでしょう。
一応、閉店時間は夜10時!!になっていますが、お客さんがいる限りは開けてるようなので、一度立ち寄ってみてください。

けっこう、長居したくなる居心地いいバーですよ。場所は東山三条の交差点を東に50-60m行った白川橋を渡る手前3軒目。三条通に面した南側です。

うえと salon & bar http://www.ueto2011.com/
605-0023
京都市東山区三条通白川橋西入ル今小路町91-1
075-751-5117

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