ラリックお茶会 & 催事のお知らせ
皆様お変わりございませんでしょうか。
コロナ禍の終息は未だ見えませんが、ようやく梅雨が明け、本日の京都は気持ちの良い快晴となりました。
久しぶりのブログ更新となってしまいましたが、5月から継続してホームページ上でフェアを行っておりました。
ご覧頂いた皆様、お買い上げ頂いた皆様、誠にありがとうございました。
今後もホームページの商品は随時更新していきます。
ぜひチェックしてください。掘り出し物が見つかるかもしれませんよ!
さて、いよいよ東京での催事がスタートしております。
7月29日(水)~8月4日(火) 西武池袋店「暮らしの中の骨董マーケット」
8月1日(土)~8月5日(水) 東京プリンスホテル「ザ・美術骨董ショー」
感染対策を万全にして出店しております。
お時間ございましたら、ぜひご来場ください。
さて先日、ギャルリーオルフェにて、武者小路千家官休庵正教授・野津手妙節さんによる茶会が催されました。
昨年に続いて二回目の開催です。
今年は感染対策の上、三密を避け、人数を減らしての開催となりました。
ラリック作品とのコラボレーションも見どころのオルフェ茶会。
色々なお道具にラリックの作品たちが隠れています。
まずは菓子器。
「シレーヌ」の蓋物が登場しました。
水の精霊が描かれた大きな蓋物。
ガラスは乳白色のオパルセント。うっすら中が透けて見えます。
開けると、かわいいお団子が!
野津手さんがお茶を点ててくださいます。
一際目を引くところにラリックが。
お水差しが、花瓶「6人の肖像」です。
ラリックの初期の作品で、分厚いガラスに、古代ギリシャ彫刻のような女性像のレリーフが入っています。
茶入にもご注目。
ラリックの香水瓶のようです。
お茶碗も、ラリックです。
クリーム入れ「セミ」。
香水メーカー「ロジェガレ」のために製作された、とっても珍しい作品です。
セミがモチーフなんて、ちょっとびっくりしますね。
お茶碗に使っているのは、「コキール」です。
貝殻を象ったオパルセントガラスの作品で、涼やかな印象です。
ラリックの他にも、
お干菓子にはティファニーの銀のコンポートで。
ラリックの燭台と、イギリスのティーキャディー(お茶入れ)。
燭台は、コロナ禍の終息への願いが込められています。
一刻も早く、社会の混乱が落ち着きますように。。。。
以上、簡単なレポートでした。
昨年に続いて恒例となりつつあるオルフェ茶会。
毎回のことながら、アンティークにこんな使い方があるのだなあ・・・と、大変勉強になりました。
お茶の世界は本当におもしろいですね。
野津手先生、ご協力・ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。