2017.7/10.月
祇園祭の季節です。
異常気象が続いています。
京都でも毎日のようにゲリラ豪雨に襲われています。本当に参ります。
さて今年も祇園祭の季節がやってまいりました。
お店のラリックの花器「オラン」に生けられているのは「檜扇」。祇園祭に欠かせないお花です。
この「檜扇」は扇に葉の形が似ていることからその名が付けられました。
祇園祭が近づくと京都中で檜扇を見かけるようになります。先端に黄色いお花も咲かせます。
フラワーデザイナー岸さんは檜扇に合わせて黒い鬼灯を生けてくださいました。
花器:ルネ・ラリック「オラン」
花材:檜扇、黒鬼灯
フラワーデザイン:岸勝人さん
祇園祭は7月の間一ヶ月続くお祭りです。
メインは17日の山鉾巡行ですが、それまでにも様々な神事が行われます。
鉾の組立は今日から始まるそうです。釘を使わずに縄で組み立てていきます。
また、近年”後祭り”も復活し行われるようになり、山鉾巡行の翌日には後祭りの鉾がすぐに組み立てられます。
7月31日まで、祇園祭は続きます。
こう書きますと、なんだか忙しないですが、どちらかというと祇園祭は穏やかなお祭りのように思います。
四条通りが歩行者天国になる宵山などは、街に巨大な鉾が鎮座し、提灯が灯され、何とも言えない風情があります。
また随時、祇園祭の雰囲気をブログでお伝えできればと思います!