宵山
みなさまこんにちは。
先日の7月16日は、京都の祇園祭でも一番盛り上がる日、山鉾巡行を翌日に控える宵山の日でした。
僕は、京都に住み始めて五年目になるのですが、今回初めて祇園祭の宵山に出陣してまいりました!
この宵山の日は、普段交通量の多い烏丸通と四条通が封鎖され、歩行者天国に変貌します。
あちこちに点在する山鉾や、立ち並ぶ屋台目当てに、たくさんの人でにぎわいます。
いつも車がバンバン通る道路を闊歩できるのは不思議な感覚でなんとも気持ちがよかったです。
細い路地に入ると唐突に山鉾が出現します。
提灯光でライトアップされた姿は幻想的です。
織物も鉾によって個性が違い、面白いです。
鉾の近くではこのように普段見ることのできないお宝を展示していることも。
こちらは船鉾。
船の形をしていてとても大きく、迫力があります。
屋台もたくさん。
お面の屋台。懐かしい!
特別にこの鉾の内部に入ることができました!
美しいタペストリーの立派な鉾でした。
はしごをわたって中へと!
鉾の中はどうなっているのか!?期待に胸を膨らませます。
ところが!
ちょうどお囃子の演奏がはじまるときでしたので、立ち入り禁止となり、鉾の中に入ることはできず。。。。
結局二階からお囃子の様子をながめることに。
お囃子がはじまり、独特のリズムで笛や太鼓の音が響きます。
このお囃子、50分間もあるそうです。
お囃子が終わるのを待って鉾の中に入らせてもらおうと画策してましたが、待ちきれず、あきらめました。
だけど、鉾の中には入れませんでしたが、こんなに近くで聞けるのも、それはそれで貴重な体験でした。
そのあとは河原町駅までぶらぶらと歩きました。
にぎわいは通りの最後の方まで続いていて、夜更けまでお祭りの勢いは衰えそうもないくらいでした。
久しぶりに祭りに行きましたが、やはり祭りの雰囲気は非日常という感じがしてよかったです。
仕事帰りのサラリーマンや、浴衣を着たカップル、鉾を眺める年配の方、スーパーボールすくいをする子供たち、、
様々な人々が祭りに引き寄せられてきていました。
山鉾は美しく、数が多いのですべては回りきれませんでした。
今まで祇園祭に行ったことがない。というと、五年も住んでてありえない!と驚かれていましたが、
今回やっと初めて祇園祭を楽しむことができ、僕もこれで立派な京都人?に なれたような気がします。
みなさんは祇園祭、行かれた経験はございますか?
杉本