直島コンテンポラリーアート
ベネッセハウスは美術館であり、ホテルでもあるというおもしろいコンセプトで作られています。ベネッセハウスの宿泊施設はすごく小規模なので、極限られた人しか泊まれませんが、昼間はたくさんの人々が訪れる事ができます。その中の作品をご紹介していきます。本来なら美術館の中は撮影禁止なんですが、パーティー参加者ということで特別に撮影させていただきました。
美術館の入り口にあたるホールに、このネオンの作品があります。ネオンの文字がランダムに点いたり、消えたりして刻々と表情を変えていきます。これは、全部が点いた瞬間を偶然にも撮影できました。誰の作品かはわかりません。
コンテンポラリーアートといえば今やクラッシックの域にはいるのではないでしょうか??アンディーウォーホールの花の作品2点です。
デイヴィッド・ホックニーも大作があります。
バンザイコーナーと名付けられた作品。柳幸典という作家の作品です。バンザイしているプラスチック製のウルトラマンが円形状に並んでいます。僕はこの作家の事は良く知らないですが、なんとも微笑ましい作品です。作品の背景の鏡に僕の袴姿がちょっと写っていますね!
美術館の建物の外に置いてある石のベンチのような作品。天秘 (Secret of sky)と名付けられています。作品といえども、このように、上に座ったり、寝そべったりしてコンクリートの壁に切り取られた四角い空をゆっくりと眺める事ができます。
この部屋の右側の壁に小さなフレームが見えますよね。これも作品です。フレームの中には万国旗が砂で描かれています。でも、この旗なんだか虫食いみたいになって変でしょ。実はこれは砂絵の中にアリを飼って巣を作らせたのだそうです。旗と旗の間をチューブで繋いでアリが行き来できるようにしてあります。アリをさがしてみたのですが、もういませんでした。中には国旗自体が崩壊してしまっていたものもありました。日の丸も今にも壊れてしまいそうで、ちょっとこわい作品に思えました。
瀬戸内海の流木の円と名付けられたリチャードロングの1997年の作品。これは室内に展開されている作品ですが、これに対比するように、屋外には十五夜の石の円という石で製作された円の作品が置かれています。まるで、インスタレーションの用な二つの作品です。
作品はどれも、ゆったりと置かれていて、ゆっくりと観賞することができます。作品と対話しながら美術館をめぐるというコンセプトなんでしょうね。ただ、本音をいうと僕はコンテンポラリーアートはちょっと苦手なんです。今ひとつ、作品のよさは理解できなかったです。 ts