直島へ行ってきました.ts
瀬戸内海に浮かぶ島、直島。この島はコンテンポラリーアートの島として、近年とても注目されています。教育業界の大手、ベネッセの大資本が投入される事で、世界中にその名前は知れ渡っています。外国人観光客の姿もよく見かけます。先日、この直島に行ってきました。今回は三回目の訪問なのですが、この島の象徴とも言える、ベネッセハウスに泊まる事ができたので、今日はその様子を報告しようと思います。
まず、京都から四国の高松まで車で移動しました。そして高松からフェリーに乗り、直島へ向かいました。約一時間程の船旅です。直島の港に近づくと、草間弥生の赤いかぼちゃがお出迎えです。
港から、島の南部分を占めるベネッセハウスに向かいます。海沿いを走って10分程で到着です。これが入り口です。
建物のデザインは、安藤忠雄です。コンクリート打ち放しを多用した安藤建築の神髄のような建物です。このベネッセハウスは自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として、1992年に開館しました。
ホテルのレセプションに続き、階段があり、美術館へと繋がります。
まずは、宿泊する部屋へ行きました。
意外なぐらいシンプルな部屋です。よく言えばとてもミニマルです。部屋にも小さい作品ではありますが、コンテンポラリーの作家の作品があります。フローリングの床がとても気持ちいいです。
さらに窓の外には瀬戸内の島々が見られます。
部屋を出て廊下からも安藤建築の屋根部分が見えます。
実はここで今日はイベントがあるので、やってきたのですがそれまでに少し時間があるので、安藤建築の美しさをまずご覧いただく為にエクステリアの写真をいくつかご覧ください。
宿泊棟の外側を撮ってみました。
美術館棟の建ち壁。ここだけに唯一、石を自然な形で使っています。ひときは印象的な壁です。
この壁のある建物から外に出てみました。
モニュメントのような大きな作品と瀬戸内海の青がとてもきれいにマッチしています。
美術館のメインのビルからも外のパティオに出る事ができます。
真ん中に置かれた椅子とテーブルが誰もいない空間にぽつんと置かれていてこれ自体が作品のようです。
パティオの大きな2枚の壁の間から瀬戸内海の島々が眺められます。まるで、絵画のような美しさです。
美術館の作品とここで行われたイベントについては後日、報告します。 ts